五色の虹輝く

だって好きなんだもの。

映画「溺れるナイフ」を観て大友に溺れた話

はてブロさんの方からメールが来たので、久しぶりに書いてみようかなと。ちょうど書きたいと思うことも見つかったので、書くぞ!でもまあ、タイトル通りです。先日、映画「溺れるナイフ」を観てきました。まず初めに、大きな声で言いたい。

重岡大毅すげーーーぞ!   

もともとこの作品の映画化が発表された時、「なんだこれ、菅田将暉小松菜奈って、すごいぞ、観に行かなきゃ」と思った。原作は2、3巻くらいまでしか読んでいなかったのけれど、「小松菜奈ちゃんの夏芽、めちゃくちゃ観たいぞ?!」と。そして実写化の記事を読み進めた時、ついに私は見つけてしまう。「重岡大毅ジャニーズWEST)」の文字を。こりゃおったまげた。菅田将暉小松菜奈の次に並ぶのかおしげは?!と、そりゃまあびっくりした。彼のお芝居は「SHARK Season2」と「ごめんね青春!」くらいしか見たことがなかったが、正直な話、私は彼を「お芝居上手いジャニーズ」のカテゴリーには入れていなかった。その時まで、は。でも結局菅田くんのコウとこまつなちゃんの夏芽見たさに映画館に足を運ぶことにする。私は映画の上映が始まるその瞬間まで油断していた。まさに、大友、もとい重岡大毅にMajiで溺れる5秒前。

いろいろネタバレするといけないので内容については何も話さないでおくが、とにかく印象的なのは1人でいる夏芽(こまつなちゃん)のもとに大友(おしげ)が行くシーン。そのシーンになった瞬間、恋した。恋してしまった。大友のかっこよさ!はあ!おかしい!こんなの想像してたおしげじゃない!私こんなつもりじゃなかった!菅田将暉にずっとドキドキするはずだった!!!とにかくこんなはずじゃなかった!大友!大友!!!

たぶん観ていた人の99.998%くらいは大友に恋したと思うし、私はもうそのシーンを見てからずっと溺れる大友だった。とにかく重岡大毅の演技がすごすぎて震えた。そしてエンドロールに「重岡大毅ジャニーズWEST)」って流れてきたのを見てまた震えた。現実に引き戻された感じがして、そっかこの人ジャニーズだったわ。すごすぎ。ああ大友……。大友すごい、重岡大毅すごい、と何度も頭の中で繰り返し叫び、家に帰ってからもその日は「とにかく重岡大毅がすごいから!」としか言わなかった。言えなかった。

帰り道、ずっと考えていた。もっとおしげにいろんな役を演じてほしい。もっともっとおしげの演技を見てたい!って。もっともっといろんな役を染め上げる重岡大毅を見てみたい。こんなすごいお芝居できるのずっと隠してたのって。映画『溺れるナイフ』で私は「俳優・重岡大毅」の本気を見た気がした。

内容はもちろん素晴らしくて、菅田くんもこまつなちゃんも萌音ちゃんもとっても良かった(特に萌音ちゃんはスゴイオブスゴイ)。だからこそ、この中におしげがいるってすごい。本当にすごい。さっきからすごいしか言ってないけど、本当に本当にすごかった。私の中の重岡大毅像が音を立てて崩れ去るのがわかった。七色シゲちゃんあなどれない。うまく言えないけど、ちゃんと「大友勝利」だったのだ。「重岡大毅演じる大友勝利」じゃなくて、「大友勝利」。もしかしたら大友が重岡大毅を演じてたんじゃないかなって思っちゃうくらい。すごく自然なお芝居。自然すぎるくらい自然。そういうお芝居ができる人ってなかなかいないんじゃないかなと思うし、そんな人が普段は歌って踊ってふざけて笑って……っていうのがすごいなって思う。単純に。なんか無駄に感動してしまった。ついに見つかってしまったかと。

ここまでつらつらと書いてきたわけだが、最終的に言いたいのは、

もっと芝居する重岡大毅が見たい!

これだけ。これは彼に限った話ではなくて、今はチャンスがあるようでないような感じがしている。掴むも手放すも本人たち次第だけど、今回の重岡大毅はちゃんと掴んだんじゃないかなって、素人ながらに感じた。今年が終わったら嵐にJUMPに映画公開ラッシュが始まる。お財布と要相談だけど、やっぱり映画とドラマの違いは直接お金を出すか出さないかだし、ちょっと映画の方がハードルが高いものだからジャニーズの皆さんがどんな素敵なお芝居を見せてくれるのかが今から楽しみだ。